皆さんこんにちは、ブログ『マネサピ』を運営してます『ゆーきっちゃん』です。今日は、私が実際に犯した負けるべくして負けたトレードにおける実体験を皆さんにお伝えしたいと思います。投資初心者さんの方は是非参考にしてください。
なんとなく売買する
『何も展望もないのに何となく買いを入れてしまう』これは一番危険です。なんの展望もないのに購入しても勝てる確率は限りなく低いです。しかも、見通しが甘いと結果から得られるものは何もなく、『勝った・負けた』の結果だけしか得られません。
私が勝てなかった頃のなんとなく売買の例を下記にあげますね
- 友達が良いって言ってたから
- テレビで売れてるって言ってたから
- 今日は勝てそうな気がしたから
- 雑誌で買い推奨されてたから
すべてに共通することは、自分で考えず周囲の情報に流されて購入していることです。大切なのは自分なりに具体的に戦略を考えて、実際に購入して勝敗から『勝てた理由・負けた理由』を考えることです。必ずトレードには『勝つ理由と負ける理由』が存在します。その理由を振り返り考察することが、投資家として自分自身を成長させてくれます。
取引に一貫性がない
私が負け続けていたころに犯していた『一貫性がない取引』をご紹介します。実際に私がやらかしたチャートを用いてご紹介します。
これは、初心者の投資家だけでなく長年株トレードをしている人も陥りやすい罠です。
よーし、このチャートは私の勝ちパターンで75日移動平均線で反発する傾向があるから買いだわ
あれ?75日線下回っちゃった、、けど長期で見れば決算いいしちょっとの含み損だしホールドだ
わぁ〜、予測以上に下がってしまった〜これ以上損失を抱えるわけにはいかないから売りだ〜〜
これ何がいけないか気づいた方いますか?
- 75日線で反発して上にいく展望だったのに75日線下回っても売れなかった
- 突然長期の展望に変更した
- 決算が良い理由を後付けした
- 結果、損切りが出来ず大きな損失を計上
買った理由と売った理由が一貫性ないのがわかりますか?
買った理由は「75日線で反発」売った理由は「これ以上損失を抱えられず売る」これって、ずれてますよね?
買った理由が「75日線で反発」なら売る理由は「75日線で反発しなかった場合」なはずです。しかも、自分の展望のズレを認めず理由を後付けして結果大きな損失を計上してしまいました。
買いの展望とずれてれば、後で入り直せばいいんです。それが出来た場合がこちらです。違いを確認して下さい。
よーし、このチャートは私の勝ちパターンで75日移動平均線で反発する傾向があるから買いだわ
75日線を下回ってしまった。損失はあるけど認めて損切りだ、、
決算がいいから、暫く様子をみて落ち着いたら買おう。
下値を切り上げて上昇したから買うわ!
トレンドラインを割るまでホールドよ
やっぱり、決算が良いから買って良かったわ
初め損失を出したけど、損切りを早くしたことで利益を得られましたね
これができれば、負ける確率は少なくなります。買いと売りの理由を一貫性を持たせるトレードができるまで私は利益よりも損失が多く、中々勝てないトレードが続きました。
トンネルと一緒です。入り口と出口がはっきりしてるのに、暗闇を自分で彷徨う必要はありません。皆さんも必ず注意して下さい。
入り口と出口は一緒ですよ
メディアを当てにして購入
最後に私の失敗パターンをもう一つ教えますね。新聞や雑誌等のメディアを通して良さそうだから買ってしまうパターンです。
これは、本当に要注意です。覚えておいて下さい『メディアが盛り上がったら売り時』なんです。プロの投資家やセミプロ投資家は、株価を先読みして購入してメディアで世間が盛り上がったら売り時を考えます。
投資家のレベルによって買うタイミングはこうなります
①プロや機関投資家が買い集める
②セミプロが株価の上昇に気がつき購入
③高値で素人が掴まされて損失を被る
ざっくりとですが、この流れはありがちなので覚えておいて下さい。
『③』のあたりになると、メディア等で上昇中や買い情報で溢れます。それを見て買った素人がプロや機関投資家、セミプロの投資家に株を買わされ損失を被ります。
③で株を購入した素人のメンタルはこうです。下の図を見てください。
①受け入れられない
買ったらいきなり下がっちゃった。けど、メディアでは良いって言ってたからホールドだ!
②ちょっとのリバウンドで一安心
やっぱり、戻ってきたわ。まだ損失あるから売れない、、あんだけ良いって言ってたから戻るでしょ!ホールドだわ!
③耐えられず損切り
わぁ〜、徐々に下がってきて気がついたら大きな損失だわ〜これ以上は待ってられない、、売るしかない〜
これが、素人投資家の負ける黄金ルートです。機関投資家は、全てを一気に売ると大きく相場が動いてしまうので、生きたフリをさせて騙し上げを繰り返して下値を下げていきます。
そして、全てを処理した=素人投資が絶望感で売り切った所で再度、良い銘柄であれば購入していきます。
そしてこのループが続きます。
①プロや機関投資家が買い集める
②セミプロが株価の上昇に気がつき購入
③高値で素人が掴まされて損失を被る
株価を動かしてるのは、個人投資家つまりあなたではありません。沢山な有り余るお金を持っている機関投資家等が動かしています。株を購入するときに、機関投資家の気持ちになって購入したことありますか?ないなら、考えるべきです。
株は常に買う人と売る人つまり、需要と供給で成り立っています。
できるだけ機関投資家やプロの考えにあなたの投資スタイルを合わせてください
まとめ
以上が、私が利益を得られなかったころに犯していた実際の失敗事例です。自分の考えは正しいとおごらないでください、価格を決めるのは機関投資家の動向であり相場です。相場とずれていたら考えを修正して相場に合わせて取引することを心がけてください。なぜ、負けたのか?なぜ勝てたのか?前回は勝てたのになぜ負けたのか?自問自答を繰り返して成長していくと私は思っています。私も日々失敗して成長しているので、皆さんも一緒に少しずつ成長していきましょう。
〇なんとなく購入はダメ
〇一貫性のない取引はしちゃダメ
〇メディアを当てにして購入しちゃダメ