いつもありがとうございます。ブログ『マネサピ』を運営しています『ゆーきっちゃん』です。
第53〜56回で金利について学んできました。金利やその他の要素の大切さは学びましたけど、実際に投資をするとき絡み合う様々な要素を総合的に判断するのは難しいと思います。
そこで、今日は金利や為替データを用いて米国の投資環境を測定する方法を学んでいきたいと思います。
金利について興味がある方は是非簡単にまとめてあるのでご覧下さい↓
・第53回 金利がわかると経済が見えてくる!3つの金利を見て景気の未来を予測しよう
投資環境スコアで総合的に判断
4つの基本データに注目
金融政策を表すデータに着目して、投資環境スコアを作成しましょう。使用するデータは以下↓
・セントルイス連邦準備銀行HP(https://fred.stlouisfed.org)
・TradingView(TradingView – すべての市場を追跡)
政策金利
セントルイス連邦準備銀行HP検索用コードは『FEDFUNDS』
10年国債利回り
セントルイス連邦準備銀行HP検索用コードは『DGS10』
社債スプレッド
セントルイス連邦準備銀行HP検索用コードは『BAA10Y』
米ドル指数
TradingView検索用コードは『DXY』
頻度は毎月確認しましょう
投資環境スコアの作成
手順1
セントルイス連邦銀行HPから、4つの基本データを抽出し、①,②の数字を算出する。(長短金利差は、前年比較しないため直近の数値)
手順2
計算方法に基づいて③を算出する。
手順3
判定基準に基づき、③の数値を④個別スコアに変換する。
手順4
④個別スコアを合計して、⑤投資環境スコアを算出する。
投資環境スコアは、-8から+8で表され、数値が大きいほど投資環境が良好であることを示唆する。
2022年の投資環境(6月時点)を算出してみる
算出結果は「-6」でした
2022年の投資環境は良くありませんね・・
まとめ
動作環境スコアが低いほど景気後退局面が訪れるとしています。絶対ではありませんが、危機を予測するヒントにはなると思います。
投資環境によっては大きく資産を減らしてしまう可能性がありますので、参考値にしてもいいかもしれません。