どうも、ブログ『マネサピ』を運営しています株式投資大好き『ゆーきっちゃん』です。今回は初心者にお勧めインデックスファンドを3つご紹介いたします。
投資を始めたいけど商品多くて選べないよ
インデックスファンドってよく聞くけど実際どうなの?
そんなあなたの悩みを解決しましょう
インデックスファンドって何?
インデックスファンドとは、特定の株価指数と連動するように作られた投資信託です。代表的な株価指数にはこれからご紹介する日経平均株価・S&P500・全米株式・全世界株式などがあります。
指数と連動しているので、対象の指数が値上がりや値下がりすると連動しているインデックスファンドも同じように動きます。
簡単に用語だけ説明しますね♪
・インデックス…指数や指標(日経平均等)
・ファンド…投資信託
・投資信託…投資家から集めたお金で運用のプロが株式や債券等で運用してくれる金融商品
インデックスファンドと比較されるのがアクティブファンドです。アクティブファンドは、投資のプロ(ファンドマネージャー)が利益を狙って運用するものです。
2つの違いを見ていきましょう
インデックスファンド | アクティブファンド | |
運用スタイル | 指数と同じ動き | 指数を上回る運用成果を狙う |
銘柄選定 | 指数の構成銘柄 | 投資のプロが厳選 |
運用コスト | 低い | 高い |
メリット | 分散投資できる | リターンが高い可能性がある |
デメリット | 長期での運用目的 | インデックスに勝つのは至難 |
注目すべきポイントは、運用コストです!国内株式の場合、インデックスが平均コストは年0.40%なのに対して、アクティブ運用は平均コスト年1.41%です。インデックスファンドの差はなんと3倍です。将来のリターンは「不確実」であるのに対して、コストは「確実」にリターンを蝕みますので選定はかなり重要になります。
さらに、アクティブファンドの7~8割はインデックスに勝てません。投資のプロが全力で分析をしても、日経平均等の株価指数に勝つのは難しいようです。
運用コスト1%なんて大したことないじゃん
舐めたらいけません100万円投資してコスト0.1%なら1,000円の手数料ですが
1.0%であれば10,000円の手数料が発生しますよ~
つまり、インデックスファンド投資初心者にお勧めな金融商品なんです。理由は以下の通りです。
- 指数に連動するので値動きがわかりやすい
- 運用成績が期待できる
- コストが安い
- 投資の知識がいらない
初心者に優しいんですね
インデックスファンドの選定
銘柄が沢山あって選べないので選定基準とかありますか?
銘柄の選定基準は3つだけに注目してください
- 運用コスト(信託報酬)の安いもの
- 投資対象のファンドの構成が複雑でない
- 純資産総額が大きい
投資対象のファンド構成が複雑でないとは、「日本株式」や「全米株式」といった一つのもので構成されているファンドのことです。「アクティブ型ファンド」「バランス型ファンド」などは手数料高くなるので注意です。
また、純資産総額が大きいファンドであれば「人気が高く投資家から資金が集まっている」証拠になります。純資産総額が小さいと運用成績が思うようにいかず、運用が途中で停止してしまう可能性があります。
インデックスファンドのおすすめ商品3選
投資初心者が購入するのにいい投資商品はありますか?
人気がある商品は以下の3つの指標に連動した投資商品です
- 全世界株式
- 全米株式
- S&P500
それでは一つずつ解説していきましょう。
全世界株式
全世界株式は、世界中の先進国や新興国に投資できるインデックス商品です。簡単に言うと世界丸ごと買うことができる商品だと思ってください。
アメリカを中心に世界50か国以上に分散投資できます
代表的な全世界株式VT(全世界株式)を見てみましょう。
設定日 | 2008年 |
投資対象 | 世界市場全体 |
純資産 | 140億ドル |
経費率 | 0.08% |
配当利回り | 2.36% |
銘柄数 | 約8300銘柄 |
世界の投資可能銘柄の98%をカバーできます♪
順位 | 銘柄 | 構成比(%) |
1 | アップル | 3.23 |
2 | マイクロソフト | 2.72 |
3 | アマゾン | 2.31 |
4 | フェイスブック | 1.09 |
5 | アリババ | 0.89 |
6 | アルファベットA | 0.76 |
7 | アルファベットC | 0.75 |
8 | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 0.68 |
9 | テンセント | 0.67 |
10 | プロクター・アンド・ギャンブル | 0.59 |
・・・ | ・・・ | ・・・ |
組み込まれている銘柄を見てみると
アメリカの企業が上位を占めてます
全世界株は50%以上をアメリカ、そのほかに日本・中国・英国・スイス・カナダ・フランス・ドイツ・オーストラリア・・・と世界中の国々に分散投資できるのが魅力的です。また、この比率は固定ではないため他の国が大きく成長を遂げたら自動的に比率を変えて運用してくれるのが特徴的です。
実際の運用実績はどのくらいなの?
ファンドの騰落率を見てみましょう
全世界株式の設定来の騰落率は67.1%となっています。つまり、全世界株式という商品が2008年に発売されてから67.1%価格が上昇してるってことです!
すごいですよね、短期的な下落はあるものの長期で持っていれば世界中に分散投資しながら確実に資産運用できそうですね。おすすめの全世界インデックスファンドの商品はこちら↓
- eMAXIS Slim全世界株式インデックスファンド
- 楽天・全世界株式インデックスファンド
- SBI-SBI・全世界株式インデックスファンド
全米株式
全米株式はアメリカの上場企業全体に投資できるインデックス商品です。簡単に言うとアメリカを丸ごと買うことができる商品だと思ってください。
アメリカ丸ごと買うイメージの商品です
代表的な全世界株式VTI(全米株式)を見てみましょう。
設定日 | 2001年 |
投資対象 | 米国市場全体 |
純資産 | 1380億ドル |
経費率 | 0.03% |
配当利回り | 1.7% |
銘柄数 | 3600銘柄 |
ほぼ100%アメリカ市場全体購入できちゃいます
順位 | 銘柄 | 構成比(%) |
1 | マイクロソフト | 3.8 |
2 | アップル | 3.7 |
3 | アマゾン | 2.4 |
4 | フェイスブック | 1.6 |
5 | アルファベットA | 1.3 |
6 | アルファベットC | 1.3 |
7 | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 1.2 |
8 | バークシャーハサウェイ | 1.3 |
9 | ビザ | 1.0 |
10 | プロクター・アンド・ギャンブル | 1.0 |
・・・ | ・・・ | ・・・ |
今を煌めくGAFAもしっかりと購入できますね
全米株はアメリカのGAFAはモチロンのことアメリカ全体に分散投資できるのが魅力的です。また、この比率は固定ではないため比率の小さい企業が大きく成長を遂げたら自動的に比率を変えて運用してくれるのが特徴的です。
運用実績を教えてください
騰落率を見てみましょう
全米株式の設定来の騰落率は245.85%となっています。つまり、全米株式という商品が2001年に発売されてから245.85%価格が上昇してるってことです!
すごいですよね、この中にはリーマンショックやコロナショックも含めた運用実績になっています。長期で運用できれば短期間の下落は問題なく、アメリカ全体に分散投資しながら確実に資産運用できそうですね。おすすめの全米株式インデックスファンドの商品はこちら↓
- 楽天・全米株式インデックスファンド
- SBI・V・全米株式インデックスファンド
S&P500
S&P500はアメリカの代表的な500銘柄に投資できるインデックス商品です。簡単に言うとアメリカの代表的な500社を買うことができる商品だと思ってください。
アメリカの代表的な500社に投資できます
代表的な全世界株式VOO(S&P500)を見てみましょう。
設定日 | 2010年 |
投資対象 | 米国主要業種500銘柄 |
純資産 | 1113億ドル |
経費率 | 0.03% |
配当利回り | 1.32% |
銘柄数 | 500銘柄 |
アメリカ市場の時価総額の約80%を網羅しています
順位 | 銘柄 | 構成比(%) |
1 | マイクロソフト | 4.5 |
2 | アップル | 4.6 |
3 | アマゾン | 2.9 |
4 | フェイスブック | 1.8 |
5 | アルファベットA | 1.5 |
6 | アルファベットC | 1.5 |
7 | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 1.4 |
8 | バークシャーハサウェイ | 1.6 |
9 | ビザ | 1.2 |
10 | プロクター・アンド・ギャンブル | 1.1 |
・・・ | ・・・ | ・・・ |
全米株式よりも状銘柄の比率が大きくなっています
S&P500の設定来の騰落率は204.34%となっています。つまり、S&P500という商品が2010年に発売されてから204.34%価格が上昇してるってことです!
もちろんこの中にはリーマンショックやコロナショックも含めた運用実績になっています。長期で運用できれば短期間の下落は問題なく、アメリカの主要業種500社に分散投資しながら確実に資産運用できそうですね。おすすめのS&P500インデックスファンドの商品はこちら↓
- eMAXIS Slim全米株式(S&P500)インデックスファンド
- SBI-SBI・V・S&P500
まとめ
初心者に優しいインデックスファンドに投資をして確実に資産を増やしましょう。インデックスファンドを選定する際には以下の点に注目してください。
- 運用コスト(信託報酬)の安いもの
- 投資対象のファンドの構成が複雑でない
- 純資産総額が大きい
おすすめインデックスファンド商品は以下の通り
全世界株式
- eMAXIS Slim全世界株式インデックスファンド
- 楽天・全世界株式インデックスファンド
- SBI-SBI・全世界株式インデックスファンド
全米株式
- 楽天・全米株式インデックスファンド
- SBI・V・全米株式インデックスファンド
S&P500
- eMAXIS Slim全米株式(S&P500)インデックスファンド
- SBI-SBI・V・S&P500