第11回 株トレードの超基本!「出来高」まるわかり!初心者のために簡単解説

チャート分析

出来高とは?

 出来高(できだか)は『売買高』ともいい、その株が、売買された取引量を表しています。株価チャートでは、下に『棒グラフ』で表示されています。

 

棒グラフ

 棒グラフが高いと、取引が活発であり、その銘柄の注目度は高くなります。

 棒グラフが低いと、取引が不活発なためその銘柄の注目度は低くなります。

 

出来高の見方

 注意ポイントとして、出来高の急増や急減だけでは、株の売買の判断をすることはできないため、株価の値動きと同時に見る必要があります。

◎株価の動きがない銘柄の出来高が安値圏で急増した場合は『買いサイン』

買いサイン:出来高急増 サイバーエージェント(4751)日足

 上昇が一過性の可能性があるため出来高の継続を注視すること。

◎大型株の株価が高値圏で出来高が急増した場合は要注意です。

売りサイン:高値圏で出来高増加 エムスリー(2413)日足

 買いたい人がいる一方で、利益確定の売りが沢山でているため、株価がピークをつけている可能性が高いです。

出来高を伴って上昇したぞー!!!

 これが非常に重要になってきます。また、私が実際の株式トレードで注目している所は、出来高の増加が継続するかです。出来高の増加が継続すると、株価の上昇が継続的に続く可能性があります

 特に、レンジ相場の上抜けは出来高が伴わないと『騙し』でその後下落して元に戻ってしまうケースが多く見られます。

 何故出来高が伴っては何故重要なのか、それは機関投資家などの大口が購入している可能性が非常に高く、株価の上昇が期待できるからです。

 「出来高を伴って下落したぞー!!!

 この場合は、要注意です。機関投資家などの大口が売り抜けていているため、その後の株価は下落していく可能性が高いです。

 出来高は、嘘をつくことはできません。出来高を騙すことは不可能です。他のチャート分析にプラスして出来高を確認することで騙しか、本物かを見極める必要があります。

 私は実際のトレードで出来高を必ず確認して他のチャート分析と併用することで勝率を上げることができます。

 

まとめ

 出来高は、株トレードをする上で必ず必要な知識となります。

 株価が、上昇した場合や下落した場合に『出来高の増加は伴っているか』『出来高の増加が継続しているか』はその後の株価を大きく左右するため必ず注目しましょう。

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