有事の金買い
皆さん、「有事の金買い」という言葉を聞いたことありますか?実は〇〇ショックや、戦争など、株式市場が荒れると金は値上がりする傾向があるんです。
つまり、大きな株式市場の下落に巻き込まれても、金を持っていれば値上がり益が生まれ損失を相殺することができます。
暴落は、人生の生命線ともいえる資産を大きく減らします。
生活の基盤が揺らぎ、「老後のための資産」「子供のための資産」を一回の暴落で失う可能性もあります。資産を守る対策のためにも『金を買う手段』を考えておきましょう!!では、次から金が暴落に強いことを証明していきましょう。
金は暴落に強い
金が暴落に強いことは歴史が証明してくれています。
コロナショックはアメリカ市場を含めた世界市場を1ヶ月で40%近く暴落させました。まさに絶望ですね、、
下の図はコロナショック時の『S&P500』のチャートです。暴落前の水準まで戻るのに半年かかりました。
では、下図で同じ時期の『金』のチャートを見てみましょう。金はコロナショックで一時的に価格を下げますがその後1ヶ月で暴騰前の水準まで値を戻し、半年後には暴落前よりも20%以上値上がりしています!!
同じことは『100年に一度と言われているリーマンショック』でも起きました。
なるほど!歴史が証明してくれている通り株式市場の暴落があると『金』が買われる傾向があるんですね。
株式市場暴落のスパン
歴史的に、7年から8年でコロナショックや、リーマンショック程の暴落があると考えられています。意外と多いと思いませんか?
さらに、、50年から70年で大規模な暴落があると言われています。1930年に起きたアメリカの大恐慌が良い例です。なんと、、、暴落前の高値から10分の1以下になってしまいました。
経験したくないですが、このクラスの暴落を統計学的には一生に1回もしくは2回経験することになるんです。恐ろしい、、、
では、なぜ金が買われるのでしょうか?
金は有限の資産
世の中にある物は、大体増やせます。
例えば、株の発行枚数は増資で増やせますし、市中に回るお金の量は中央銀行が決めてます。土地を整理すれば不動産は増えますし、エネルギー源も太陽光など石油以外にも供給できるものがあります。仮想通貨も新しく続々と誕生して増え続けています。
では、金はどうでしょう?
金は地球の地殻から産出されるので埋蔵金は限られています。つまり、代替えできない唯一無二の存在です。
現在、世界で採掘された金はどのくらいあると思います?皆さん考えてみてください…
正解は約19万トン!わかりにく!という声が聞こえてきますのでわかりやすく言います。
『国際基準のプール4杯分』しかありませんし、未採掘は約5万トンとも言われています。
少なくないですか?人類が今までの歴史で時間と労力かけてもこれだけしか採掘出来てないんです。
つまり、作れないし、増やせないし、採掘できないという特徴があるので金は価値があるし安定した価格を維持できるんです!!
また、ニクソンショックにより世界の『金本位制』が終わりを告げたことで通貨の価値を裏付けする役目を終えたことで、金そのものの価値を評価される資産となりました。
まとめ
株式投資や不動産など景気上昇を想定した資産ばかりに投資していたら、大きな暴落で資産を急激に減らしてしまうリスクが大きくなります。
そのため、金を保有していつかくる株式市場の暴落に耐えることのできる資産形成をしていきましょう。
金の資産は有限であり、何かあったら『有事の金買い』が発生する
覚えておきましょう!