いつもありがとうございます♪ブログ『マネサピ』を運営しています『ゆーきっちゃん』です。今日は、DokGenさんの本を読んで私が学んだことをまとめさせて頂きたいなと思います。最後までお付き合いください。
長い人生を生き抜くために
DokGenさんは就活中の息子さんにこのように伝えました。
資本主義とは資本家が儲かる仕組みになっている社会だ
長い人生を生き抜くためには株式投資が欠かせません。資本主義とは資本家(投資家)がお金持ちの社会で、投資家は労働者を雇い利益を上げます。しかし、労働者は給料を貰う対価としてずっと働きっぱなしです。
サラリーマンは労働者なので一流企業に勤めても、どれだけ偉くなっても労働からは逃れられません。
『お金持ち=幸せ』とは限りませんが、お金は人生に余裕と自由を与えてくれます。お金があれば選択肢が広がります。例えば、飛行機のファーストクラスに乗ることが重要じゃなく、ファーストクラスに乗るか乗らないかを選択できる余地があることが重要なんです。
お金がないからと人生の選択肢を狭めなくて済みます
じゃあ、どうすれば資本家になれるの・・・
簡単です、株を買い、投資家になればいいんです
筆者の持論は、『労働者は投資家を目指すべき』と本書では書かれています。株式を買うことは会社のオーナーになることと一緒です。つまり、サラリーマン投資家は、労働者でありながら投資家にもなれるんです。
労働者でありながら投資家になれることが重要ですね
お金を働かせる『ほっとけ投資』
筆者がおすすめするのは『ほっとけ投資』というスタイルです。これは、一度投資したら一喜一憂することいなく「ほったらかし」にするだけなので日常生活に影響しません。
お金のない労働者は、できるだけ早く株式投資をスタートして時間を最大限に活用すべきなんです
ここぞと思う銘柄を中期的に持ち続けて長い時間をかけてリターンを得る投資スタイルなんですね
SWOT分析
イスラム過激派の国際テロ組織アルカイダが起こした「アメリカ同時多発テロ」の余波が直撃して、証券口座の財産は90万円に・・・
この状況を打破しようと当時流行していた「SWOT分析」をすることにしました。「SWOT分析」とは、1970年代にアメリカで広がった経営戦略の意思決定のプロセスをサポートするもので、以下の4つがあります。
- S(Strength)・・・強み
- W(Weakness)・・弱み
- O(Opportunity)・・機会
- T(Threat)・・・脅威
4つを自分に当てはめて、分析した結果DokGenさんは「インターネットを活用した株式投資」をすることで、投資効率を向上させて資産を増やして家計防衛が図れる結論を導き出しました。
ここで、私が感銘を受けたのは自分にとって何が一番投資効率の良い状態なのかを経営戦力の分析を使い自分自身を分析してからそれに伴って行動を起こす姿です。自分の強みや弱み、自分のリスク許容度も把握せずになんとなく投資をスタートする人も多いと思います・・・私もその一人でした。大切なのは、自分自身をしっかりと知って、自分に合った投資状況で投資をスタートすることなんです。
自分自身をしっかりと理解して自分に合った環境で投資をスタートしましょう
72の法則
「72の法則」とは、複利で投資を続けた場合「72÷金利」でお金が2倍になるまでの期間を簡単に算出する方法です。
例として40万円を配当利回り7.6%の株に投資した場合
72÷7.6=9.5年
つまり、9.5年で40万円は2倍の80万円になります。軍資金が少ないと9.5年もかけて40万円しか増えないとも言えます。
1000万円あれば9.5年で資産は2000万円になります。投資の資金が多ければ多いほど資産は指数関数的に増加していきます。
DokGenさん流 軍資金1000万円の作り方
結論から言うと、DokGenさんは4年で全財産90万円を1000万円まで増やしました。そのやり方は、徹底的に無駄を省いた倹約生活の心がけでした。具体的には以下の方法です。
- 住居費は手取り月収の15%以内
- 食費は月3万円前後
- 着るものは全身ユニクロ
- 家計簿はいらず、変動しない固定費を削る
軍資金を貯める段階では節約は株式投資に勝ります
投資人生の3段階
DokGenさんが成功するまでに状況に応じて3つの段階を踏んで変化してきたと本書では書かれています。
- ステージ1:徹底した節約で軍資金1000万円を貯める
- ステージ2:リスクを背負って信用取引しながらの「ハイリスク投資」
- ステージ3:集中&長期保有の「ほっとけ投資」
まず、投資の軍資金を貯めることに注力し、そのお金を元手に信用取引を活用してリスクを許容しながら少々ハイリスクな取引で大きく資産を築きます。そひて、最終的にほっとけ投資で利益を伸ばすというわけです。
投資スタイルは、ライフステージや資金量に応じて臨機応変に変えよう
なぜ、DokGenさんは「ほっとけ投資」が良いとしている根拠はちゃんとあるんです。運用会社「フィデリティ」が2003年からの10年間の顧客のパフォーマンスを調査しました。その結果、一番運用成績が良かったのは以下の通りでした。
- 亡くなっていた人
- 運用をしていること自体を忘れていた人
まさに「ほっとけ投資」そのものですよね!私は、株式運用で何より大切なのは投資し続けること、長期で見れば相場上昇の恩恵が受けられると思っています。
ほっとけ投資で長期でリターンを得ましょう
サラリーマンが株式投資で勝つ条件
本書でDokGenさんはサラリーマン投資家として成功するためには『3S+1』が重要であると言っています。「3S+1」とは以下の通りです。
- 借金をしない
- 勉強をする
- 仕事を頑張る
- 働く伴侶をめとる
借金をしない
若くして借金を背負ってはいけません。それはなぜか?投資する余裕がなくなってしまうからです。特に、若くして何千万円のローンを組んではいけません。
20~30代で長期の住宅ローンを組んでしまう人は、人生を豊かにする資産形成を諦めて、軍資金1000万円を貯める努力をみすみす放棄するもの。自分に言わせれば、死ぬまで労働者でいい、資本家ににならないと高らかに宣言しているようなものだ。
DokGen
勉強をする
株式投資は、宝くじとは違く学びが欠かせません。サラリーマンは平等に与えられている時間という財産をどう活用して生きるかで人生が決まると思っています。
休日だー!ネット動画とゲームして休日を過ごすぞ~
その浪費している時間を株式投資の時間に活用することが、労働者から投資家への第一歩になります
仕事を頑張る
会社に自分の時間を安売りせずに働くことが大切です。仕事にまじめに打ち込むこと中で、業務の効率化や無駄を省く考えが生まれてきます。この考えは、株式投資にもプラスになります。
人生に知識と経験、思い出を与えてくれるものが仕事ですね
働く伴侶をめとる
素敵な伴侶とは、自立して仕事に打ち込んでいる人とDokGenさんは本書で書かれています。夫婦共働きであれば、生活コストを抑えられるし、軍資金も早く貯蓄できます。
飛行機のエンジンは1つより2つのほうが安全です
サラリーマンに訪れる定年退職後の資金問題
サラリーマン人生の後半には人生の転機が3回訪れます。
- 役職定年
- 退職
- 再雇用を終えた完全な退職
ほとんどの会社員は、再雇用を選択します。退職後に生活苦にならないためにも少ない年収でも働く選択をするしかありません。
30~40代のうちから将来を見据えた投資を始めておくことは必須であり欠かせません。
FIREを実現するためには
30~40代で早期リタイアする「FIRE」が注目を浴びています。皆さん「FIRE」を実現するためには資産がどの程度あればいいと思いますか?
「FIRE」を実現するためには年間支出の25倍の資産を築き上げる必要があります。それを、年利4%で運用することが基本になります。
例)年間の支出が240万円であれば「240万円×25倍=6000万円」あれば、4%で240万円の不労所得を得ることができます。つまり、年利4%で運用出来たら資産を切り崩さず早期リタイアが可能になります。
銀行に預けていても0.001%なのに年利4%なんてむりでしょ
そんなことはありませんよ
米国株(S&P500)の過去30年間の平均利回りは9.89%、過去50年間の利回りは9.73%です。後悔しないように、経済的に自立できるように資産運用は欠かせません。
まとめ
DokGenさんは息子さんに、会社の給料でいい人生を送れる時代は、おばあちゃんの時代に終わっていると伝えています。そのため、給料以外の収入を得るために軍資金1000万円を貯めて資産運用で指数関数的に資産を増加させていきましょう。本書を読んで、自分が働かなくても、お金が入る手段を考えておくことが重要だと学ぶことができました。
今回のまとめです
- 労働者は株を買い投資家を目指すべき
- 「SWOT分析(経営戦略の意思決定手法)」で自分自身を分析
- 軍資金1000万円を貯蓄すること
- サラリーマンが株式投資で勝つ条件「3S+1」を意識する
- サラリーマンに訪れる定年退職後の資金問題に向き合う
DokGenさんの実体験を交えてお金の重要さを教えてくれる本書をぜひ興味のある方は読んでみてください♪
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