出来高とは?
出来高(できだか)は『売買高』ともいい、その株が、売買された取引量を表しています。株価チャートでは、下に『棒グラフ』で表示されています。
棒グラフ
棒グラフが高いと、取引が活発であり、その銘柄の注目度は高くなります。
棒グラフが低いと、取引が不活発なためその銘柄の注目度は低くなります。
出来高の見方
注意ポイントとして、出来高の急増や急減だけでは、株の売買の判断をすることはできないため、株価の値動きと同時に見る必要があります。
◎株価の動きがない銘柄の出来高が安値圏で急増した場合は『買いサイン』
上昇が一過性の可能性があるため出来高の継続を注視すること。
◎大型株の株価が高値圏で出来高が急増した場合は要注意です。
買いたい人がいる一方で、利益確定の売りが沢山でているため、株価がピークをつけている可能性が高いです。
「出来高を伴って上昇したぞー!!!」
これが非常に重要になってきます。また、私が実際の株式トレードで注目している所は、出来高の増加が継続するかです。出来高の増加が継続すると、株価の上昇が継続的に続く可能性があります。
特に、レンジ相場の上抜けは出来高が伴わないと『騙し』でその後下落して元に戻ってしまうケースが多く見られます。
何故出来高が伴っては何故重要なのか、それは機関投資家などの大口が購入している可能性が非常に高く、株価の上昇が期待できるからです。
「出来高を伴って下落したぞー!!!」
この場合は、要注意です。機関投資家などの大口が売り抜けていているため、その後の株価は下落していく可能性が高いです。
出来高は、嘘をつくことはできません。出来高を騙すことは不可能です。他のチャート分析にプラスして出来高を確認することで騙しか、本物かを見極める必要があります。
私は実際のトレードで出来高を必ず確認して他のチャート分析と併用することで勝率を上げることができます。
まとめ
出来高は、株トレードをする上で必ず必要な知識となります。
株価が、上昇した場合や下落した場合に『出来高の増加は伴っているか』『出来高の増加が継続しているか』はその後の株価を大きく左右するため必ず注目しましょう。