第17回 もう高値で掴まない!移動平均線乖離率を初心者のために簡単解説!

チャート分析

 いつも、株度合いトレードで「買ったら下がる、買ったら下がる」を繰り返して損切りが続き悩んでいる人はいませんか?

 そんな人は実は高値で買わされている可能性もあります😱

 高値で買わされない為に、過熱感で高くなりすぎではないか?また、売られすぎじゃないかを判断するのに、助けになってくれるのが移動平均線の乖離率です。

 乖離率を知ることで、少しでも勝つ確率を一緒にあげていきましょう!😊

 

移動平均乖離(かいり)率とは

 上図の黄色枠のテクニカル指標で、移動平均線からどのくらい離れているかをパーセントで表したものを移動平均線乖離率といいます。

 一般的には、5日移動平均線で10%、25日移動平均線で15~20%以上離れると、移動平均線に近づこうとするといわれています。

 

活用法

 移動平均線に対して価格が離れすぎた乖離率の拡大は、価格が上下に行きすぎた状態です。そのため、価格は移動平均線に引き戻され、これを修正する動きをします。

 実際にトレードしていると、移動平均線との乖離が高い場合を見つけることが多々あります。

 例えば、私は、25日線で乖離率が+20%以上の銘柄は即決の購入は見送り、他のチャート分析も活用して冷静な判断をするように心掛けています。

 また、四半期ごとの決算の結果次第では株価は上下に大きく乱高下します🥶とても良い決算なのに、織込み済みで株価が下がるなんてこともあります。そんなときに、乖離率が大きい値であれば「ひょっとして織込まれて株価が決算に向けて上昇してるんじゃないか?いい決算でも下がる可能性あるな」と考察するのにも役立ちます😊

 何故見送るのか?それは、高値掴みさせられる可能性が高いからです☹️

 私が買うといつも下がる😭これ、誰か見てるでしょ🥶って感覚になったことありませんか?単純に「高値で買わされている」かもしれませんよ😱

 

実際のチャートを見てみよう

 上図の赤線を見てみると、過去のマイナス圏における乖離率が−15%前後で反転しています。この付近を『買い』と判断します。

 上図の青線を見てみるとプラス圏における乖離率が+10 %で反転しているため、『売り』と判断します。

 

注意点ポイント

 上昇、下落相場のどちらも移動平均線との乖離率については、使用する移動平均線の日数や、相場、銘柄によって変わるため、必ず調べたい銘柄の過去の乖離率の動きを確認して適した数値を見つけましょう。

 私が個人的伝えたいのは、銘柄によって乖離率の売り買い度合いは異なるってことです😊

 基本的には、25日移動平均線は、15〜20%で売買タイミングを狙っててもいいですが、実は銘柄によっては「10%が売買タイミングだ!」となる場合もあります。

 例えば10%で毎回反発している銘柄は20%まで落ちることがないため、購入タイミングを逃してしまいます。

 買いたい銘柄の癖を読み解き、トレードに挑みましょう😊

 

まとめ

  移動平均線の乖離率を上手く使うことで高値で買ってしまうリスクを減らすことができます😊しかし、乖離率だけでは売買の判断をするのは難しいので、他のチャート分析も活用しながらトレードしていきましょう😊!

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