レンジ相場(ボックス相場)
株価の値動きが一定の幅で上昇や下降を繰り返して方向感のない状態をレンジ相場(ボックス相場)といいます。
この状態になるのは、需要と供給が拮抗しているためです。企業や、景気に関するニュースや好材料がなく、閑散した相場で発生しやすい傾向があります。
実際のチャートで確認
実際のチャートで見てみると、レンジ相場は様々な銘柄で発生しているのがわかります。
- 抵抗線:その価格で上げ止まる価格
- 支持線:その価格で下げ止まる価格
抵抗線と支持線を引いた時にその幅のなかでチャートの動きが形成されていて、上昇や下落傾向どちらにもいえない状況がレンジ相場です。
レンジ相場に現れるチャートパターンに注目
実は、レンジ相場がわかっても株の売買タイミングは掴めません。大切なのは、レンジ相場に現れるチャートの形に注目することです。わかりやすく、実際のチャートを使って基本的なパターンを見ていきましょう。
レンジ相場のパターン
ベッド&ジョルダー(三尊天井)
1度目の高値を2度目に超えたものの、3度目の高値は1度目を超えられず下落しています。この形がでたら、現在のトレンドが終了するサインで、売りサインと考えていいでしょう。
トリプルボトム(逆三尊)
2度目の安値が1度目の安値よりも下で下落し、1度目の下値よりも上で反発しています。この形がでたら、レンジ相場の買いサインとして考えてもいいでしょう。
三角持ち合い
上値を切り下げて、下値を切り上げて三角形を形成しています。次のトレンドが始まる直前で、上か下かに大きく動く準備段階と考えてもいいでしょう。
レンジ相場は、様々な形が発生します。レンジ相場では、チャートパターンから判断しましょう。
レンジ相場の特徴
以下の4点を抑えてレンジ相場からトレンドの変化を見ましょう!
- レンジ相場は上昇又は下落する前の相場
- 大きな上昇、下落後はレンジ相場になりまやすい
- 株式市場の銘柄は、レンジ相場になることが多い
- レンジ相場は力を蓄えている期間
レンジ相場発生のメカニズム
上昇や下落には何が必要なものは各投資家の『エネルギー=資金』です。しかし、どちらかのトレンドが継続すると売買のバランスが偏って、買いor売りどちらかの方向性に偏ります。
そして、1つのトレンドが終了すると、各投資家は次のトレンド発生まで待つためレンジ相場=準備期間が発生します。これがレンジ相場発生のメカニズムです。
私の経験上、レンジ相場を出来高を伴って上昇した場合はその後も暫くは上昇トレンドの波に乗り株価が上がっていく動きをすることが多くあります。そのタイミングを伺って、ひたすら息を潜めて待つのも良いトレードだと思います。
逆に、レンジ相場を出来高を伴って下に突き抜けた場合は購入を見送った方が賢明です。また、銘柄を短期トレード目的で保有していたら損を抱えていても損切りする勇気を持つ必要があります。
判断が遅れる損失を大きくしてしまうかもしれません。私は、上昇を見込んで購入した短期トレード銘柄がレンジ相場を下抜けした場合は、損を抱えていてもすぐ手放すことを心掛けています。
大きく値下がりして、安くなってから購入を考えた方が賢明です。
まとめ
レンジ相場の後は、上昇または下落トレンドを形成するため、売買のタイミングを見極められるメリットがあります。チャートだけ見て判断は難しいですが、他のテクニカルと合わせて判断するとより効果的です。
ざっくりまとめると大切なのは2点です。
- レンジ相場の見極めが大切!!
- レンジ相場から抜けるタイミングを狙え!