第27回 勝つためのローソク足を見極めよう!初心者に分かりやすく解説

チャート分析

ローソク足

 ローソク足ってしってますか?株価チャートを見る上でとても大切になってくるのがこの『ローソク足』です。ローソク足だけをみても買いだ!と判断は難しいですが、他のチャート分析と合わせてみることで勝率をあげることが可能だと思います!

 私も実際にトレードする時はローソク足の活用している

 ローソク足は1日、1週間、1ヶ月の値動きがわかってしまう優れものなんです!

 ローソク足の優れている点は

  • 株価が上がったか下がったか
  • 始値
  • 終値
  • 高値
  • 安値
  • 終値

 それが全て詰め込まれているんです。ローソク足をみれば株価の値動きがわかってしまうんです。

下図は、始値より終値が高くなった「陽線」のローソク足になります。

 また、下図で終値が始値を下回ったときのローソク足を「陰線」といいます。

柱部分より、高値をつけた部分を線で表したものを『上ヒゲ』柱部分よりも安値をつけた部分を『下ヒゲ』といいます。

大陽線

大陽線って聞いたことありますか?株価が大幅に上昇したときに現れる長い柱です。概ね、5%以上あげると大陽線と考えていいでしょう!

 大陽線には種類があるので、実際のチャートを、使い見ていきましょう。

①陽の丸坊主

  寄り付きから大引けにかけて、一貫して株価上昇したときに見られるローソク足の形です。

 株価が大きく上昇したときにだけ現れるので、株価上昇を示すサインの中でも「強い買い圧力」を示していると考えていいでしょう!つまり、その後の株価上昇が続くシナリオです。

②陽の寄付坊主

 取引が始まってから、一度も下値を下回らず上昇した場合に現れる形です。一部の投資家は、利益を確定しているため高値よりも安く終わっています。高値圏での警戒感が出てきたことを表していて、高値圏でこの形が出現したら反落の前兆とも言われています!

③陽の大引け坊主

 取引が始まって、一旦は下げたが、その後買いが優勢になり高値で取引が終わった場合に現れる形です。今後も上昇する可能性高いと考えられます!

小陽線

 陽線のうち、柱が短い足を「小陽線」いいます。概ね3%以内の値動きであれば小陽線と見ていいでしょう。

 代表的なものは以下のものです

①下影陽線

 下ヒゲが上ヒゲより長いのが特徴です。取引スタートして大幅に下落したが、その後反発して始値を少し上回り取引を終えた場合に出現します。上昇の力は強いと考えていいでしょう!

②陽のカラカサ

 高値で取引が終了した時に現れます!底値圏で発生した場合は、上昇トレンド転換の兆しです!

③上影陽線

 大幅に上昇したが、その後下落して始値を下回ったが、最終的に少しの上昇で終えた場合に出現します。その後は、下落の調整をする可能性がありますので注意しましょう!

④陽のトンカチ

 大きく上昇したが、その後下落して始値を下回ることなく少しの上昇で終えた場合に出現します☹️高値圏で出た場合は、下落の調整をする可能性があるため注意です。

大陰線

 株価が大きく下落した場合に長い柱が、出現します。この場合は、市場が弱気でしばらく株価が下落しやすい状況です!つまり下落しやすいシグナルが発生してます。

 代表的な大陰線は下図です

①陰の丸坊主

 上ヒゲや下ヒゲがない大陰線で、寄り付きからそのまま相場が終わるまで大幅下落した場合に出現します。

②陰の大引け坊主

 寄り付き後は、一旦は上昇したが売り圧力に負けて大幅に下落した場合に出現します。この形は、もっとも弱い弱気相場の象徴です。

③陰の寄付坊主

 上髭がない大陰線です。寄り付きから下落しましたが、そのご終わりにかけて寝を戻した場合に出現します。この形が下落局面で発生した場合は、反転のシグナルとなります。

小陰線

 相場が、低迷している時によく出現するのが、短い柱を形成した小陰線です。

①下影陰線

 下ヒゲが上ヒゲよりも長い型の小陰線です。底値圏で現れた場合は、反転上昇シグナルと見れます。

②陰のカラカサ

 上ヒゲがなく、長い下ヒゲがある型です。寄り付きから下落しましたが、買いが優勢し、始値近くまで戻った型です。

  • 高値圏で発生したら、下落シグナル
  • 安値圏で発生したら、上昇シグナル

③上影陰線

 上ヒゲが下ヒゲよりも長い型で、寄り付きのあと、上昇したが買いが続かず、売られてしまい始値近くまで戻ってしまった場合に現れます。高値圏で発生した場合は、トレンド転換の可能性があるので注意しましょう。

④陰のトンカチ

 取引が始まって上昇したが、安値で取引が終えた場合に出現します。安値圏で発生したら『買い』と考えていいでしょう!

まとめ

 以上が基本的なローソク足の解説になります。私も、トレードするときはローソク足は必ず見るようにしています!ただ、ローソク足だけの判断で買いや売りは難しいので、勝率を上げるために他のチャート分析も活用して自分にあったら勝ちパターンを見出してください

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